↓ ↓ 事故防止への対策管理! ↓ ↓
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4WD(パートタイマー)車のタイヤ交換に注意 |
最近、悪路走行やレジャー等を目的とした自動車に四輪駆動システムが導入されるケースが多くなっておりますが、こうした自動車のタイヤ交換時に前後または左右にサイズの違うタイヤや指定サイズ以外のタイヤを装着し、走行したため火災事故が発生するケースが出ております。
その原因については、国土交通省でも原因究明にに当たっていますが、今のところパートタイマー式の4WD車については、四輪走行時にホイールロック等により直結状態となるため、タイヤサイズ等の違うタイヤを装着した場合、前・後輪の径が異なるため、回転差が生じギア内に過大な負荷がかかり摩擦熱から走行中に発火するものと推定されております。
4WD(パートタイマー)車には、指定サイズのタイヤを装着すると共に前・後タイヤに大きな摩耗差のないタイヤを使用することが事故防止につながります。 |
バッテリの管理は正しく |
最近、自動車の始動時等に装着されたバッテリが破裂するという事故が全国的に発生しております。
バッテリは、亜鉛と希硫酸の化学反応で電気を発電しますが、この発電時に水素ガスが発生しており、これに引火すれば破裂することとなります。国土交通省の調査では、破裂の原因として次の要因が上げられております。
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エンジン始動時には大電流が流れますが、バッテリ内の劣化等した部位がバッテリ液から露出していたため、劣化部位から火花が発生し、容器内の水素ガスに引火し破裂した。 |
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バッテリ液が規定量以下になった状態で使用を続けると、容器内の各部位の劣化の進行が促進される。 |
こうした事故を防止するには、バッテリ液量が規定範囲内にあるのかを日頃から点検し、管理しておくことが重要です。
また、バッテリあがり等でブースターケーブルを用いて始動する際にも、バッテリへの引火による破裂を防止するため、最後に接続するマイナスのブースターケーブルは、バッテリのマイナス端子ではなくエンジンフック等バッテリより少し離れたところに接続することが事故を未然に防止することとなります。 |
各ランプの灯火には色や明るさの正しいものを
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自動車に取り付けられているランプ類については、走行視野の確保や他車等への合図等により事故防止等を図る上から法律により灯火の色が指定されているものが多くあります。
また、球切れ等に伴い事故に結びつく可能性の高いものについては、球切れの発生をドライバーに知らせるシステムも導入されております。
(例)
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ストップ・ランプ
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赤色
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ヘッド・ランプ
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白色または淡黄色
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ウィンカ・ランプ
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橙色(だいだい色)
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ウィンカ・ランプについては、運転者の意思を他車や通行人等に知らせ事故発生を未然に防止する重要なランプであることから、前・後どちらかに球切れが発生した場合、これを運転者に知らせるため、運転席前のダッシュボードに設置されている方向指示表示灯(球切れが発生している側)の点滅が通常より早く点滅する等により、これを運転者に知らせるシステムが作られております。 |