








東北芸術工科大学片岡ゼミ 片岡教授と学生の皆さん
本プロジェクトは、自動車整備士の人材不足という社会的課題に対し、進路選択期にある若い世代、とりわけ女子生徒に向けて職業の魅力を伝えることを目的として取り組んだ教育実践です。学生たちは調査分析から企画立案、提案に主体的に関わり、自らの発想が実際の広告として社会に発信される貴重な経験を得ることができました。また、大学生たちが高校生役として撮影にも楽しく参加し、現場全体が温かな雰囲気の中で進められたことも印象的でした。地域の関係機関や山形北高校演劇部の皆様との協働を通じて、学びが社会とつながる手応えを実感できた点も大きな成果であったと感じています。
東北芸術工科大学 / 片岡ゼミ
企画でこだわった点は、「見てもらえる工夫」を徹底したことです。整備士という職業は技術力が高く社会的に重要な役割を担っているにもかかわらず、若い世代にはその魅力が十分に伝わっていないという課題意識がスタート地点でした。
そのため、若年層に興味を持ってもらうことを最優先に考え、近年SNSやYouTubeで流行しているショートドラマ形式を採用しました。短い尺の中でも「続きが気になる」と感じてもらえるような構成を意識するとともに、ギャグ要素を取り入れることで、従来の整備士に対する「堅い・とっつきにくい」という固定観念を崩すことを目指しました。
制作を通じて最も印象に残っているのは、「何を伝えるか」と同じくらい「どう伝えるか」が重要だという気づきです。ターゲットの視点に立つことの大切さを強く実感しました。
東北芸術工科大学 / 片岡ゼミ
自動車整備士という職業に「親しみが持てる動画」にする事をこだわりました。自動車整備士は無くてはならない職業です。しかし、仕事内容が専門性が高い事や日常生活で見かける事が少なく馴染みが薄いです。その為、職業の名前自体は知っているが、何をしているかあまり理解していない層が多いと感じました。その為、自動車整備士という職業に親しみを持ってもらえるような内容になるためにショートコント風にしました。また、どうしたら自動車整備士という職業を理解してもらえるかを考える中で大変難しく悩む部分も多かったので、実際にCMとして形になった際は大変嬉しく思いました。このCMで1人でも多くの方が自動車整備士という仕事の魅力に気づき、興味を持つきっかけとなれば幸いです。


〈撮影の様子〉
動画撮影は初めての経験で最初はかなり緊張しましたが、撮影が進むにつれ徐々に楽しみながら取り組むことができました。普段の部活動とは異なる環境のもと、新たな学びも多く、とても貴重で印象に残る経験になりました。演じることの楽しさを忘れず、今回学んだことをこれからの活動に繋げていきたいです。
CM撮影をするというとても貴重な体験をさせていただけたこと、改めて光栄に思います。演技経験の少ない私にとって、CM出演は初めての経験で、しかもその中で重要な役回りを任せていただき、初めはとても緊張していました。しかし、最終的には自分なりに最善を尽くす演技ができたと思います。ありがとうございました。
漢劇WARRIORS 所属
この度、CM出演のお声がけをいただき、ありがとうございました。
教師役...しかもロボット教師が壊れていくシーンは、なかなか難しく苦労しました。
だいぶ変な顔になっていますが、少しでも笑っていただけたら嬉しいです!
今までやったことのない役だったこともあり、とても楽しんで撮影できました。
また、北高演劇部の皆さんのフレッシュな演技に刺激をもらい、自分ももっと頑張らないと!と思わされる素敵な現場でした!
漢劇WARRIORS
URL:https://www.instagram.com/kangeki_warriors/





近年、整備士の人材不足の影響から全国的に整備士の需要が高まっています。
従来に比べて、未経験者や無資格者でも、女性・男性問わず多くの求人情報があるため、
求職者の条件に合った企業を選びやすい環境になっています。

近年、整備士の労働環境や待遇が急激に好転しています。近代化された設備や、働き方の変化などにより、若者や女性にも受け入れられやすい環境に対応する企業が増えています。
また、(一社)日本自動車整備振興会連合会が行う調査(自動車特定整備業実態調査)によると、平成24年から令和4年までの10年間で整備要員の平均給与が32万円上昇していることから、他の業界に比べても急激な待遇向上が進んでいることがわかります。

全国にある自動車整備工場の数は、コンビニの数を遥かに上回る9万2000工場です。
整備士はそれだけ就職先が多く、需要が高い職業です。また、整備工場は都市部に限らず、地方にも数多く点在しているため、お住まいの地域での就職がしやすいことも大きな魅力の一つとなっています。

“自動車整備士の資格は、専門学校に通わなければ取得できない“と思われがちですが、実は働きながら取得することが可能です。実際に多くの整備士が働きながら資格を取得しています。なお、自動車整備士には1~3級の国家資格があり、それぞれの資格によって実施できる仕事の内容が異なり、保有している資格に応じて手当などが支給されることが一般的となっています。


自動車整備士の資格は、学校に修学することで取得することができます。一般的に、1~3級の資格は以下の学校で取得することが可能です。

自動車整備工場で1年間の整備経験を積むと、三級の試験を受験することが可能になります。資格取得には学科試験と実技試験の2つの試験に合格する必要がありますが、一定の講習を修了すると実技試験が免除される制度があります。また、資格取得にかかる費用などは企業側が負担することも多いため、働きながらの資格取得はそれほど高いハードルではありません。なお、三級取得後はさらに経験を積み二級・一級といずれも働きながらステップアップすることが可能です。
そして片岡教授よりコメントをいただきました!